理系じゃなくてもプログラマーとして働ける

理系の仕事という印象が強いためか、数学苦手な文系の人はプログラマーに向いていないという誤解がある。得意な方が良いのはもちろんだが、数学苦手でもウェブ上で使われるシステムの開発を行うことは可能だ。たとえば、ウェブサイト上で会員情報を行い、ログインするとポイントや注文履歴を閲覧できるサービスをPHPで作るとする。この際に必要となる処理は、名簿にあたるファイルにアクセスして情報の登録と呼び出しを行うことだ。人が名簿に書き込んだり読んだりするだけならば、難しい計算を行う必要はないし、それは類似のサービスを作るプログラマーにとっても同じことである。極端に言えば、数字を扱う箇所はポイント増減処理のための簡単な計算くらいなのだから、小学校の算数が理解できるレベルで十分だ。

もちろん、科学現象のシミュレーションを行う高度なシステムや、X座標・Y座標という概念の理解が不可欠なゲーム開発に携わるならば、数学苦手では支障が出るだろう。ただし、そのような重大な業務に初心者のプログラマーを配属するのは現実的ではないから、就職をためらうことはない。まずは比較的簡単なウェブ用のシステム開発に従事して、どのようなコードを書けば良いかを学んでいけば良い。経験を積むことで、初めのうちは理解できなかったことも自然に身に付くだろう。たとえ現時点で高度な演算処理を理解できなくても、数年後に開発できるようになることを目標とすれば良いのであって、文系でプログラマを目指すことは可能なのである。